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湯山玲子さん [vol.1]草食男子と肉食女子の溝は深し

Qトーク記念すべき第1回目のゲストは、クリエイティブ・ディレクターの湯山玲子さん。昨年末に『女装する女』(新潮新書)を出版して以来、“婚活”“肉食女子”といった時代を象徴する現象に対して独自の見解を述べている湯山女史は、“プロポーズとは、けじめではなくプレイであれ!”と断言します。いかにしてその結論に至ったのか……。QCONオープンを飾るのに相応しい、求婚志願者の強力な助け舟となるトークセッションをお楽しみください。
湯山玲子さんのプロフィールはこちら

写真:工藤睦子/文:村松亮(HOU71)

女性たちが肉食化した経緯

橋本
今話題の「草食男子」と「肉食女子」。逃げる男子、追いかける女子といった両者のすれ違いがこのまま継続していくと、確実に結婚は減り、いよいよ人類は滅亡へと向かう気がしますが……。
湯山
私の実感から言うと、肉食女子という言葉が出てくる10年くらい前から、そういった傾向は在りましたね。名付けというものは、風潮を固定化するので、このネーミングでもはや一般化されたと言っていいでしょう。
橋本
湯山さんが定義する「肉食女子」とはどんな女子達なんでしょう?
湯山
この間、私が受け持っている日本大学芸術部文芸学科の授業内でこの事象をとりあげたら、肉食女子=キャリア・ウーマンという考え方の若者が多かった。これは意外でしたね。それも間違ってはいないのですが、“食”って文字があるからには、完全にセックスの言い換えでして、恋愛の場において男性を主体的にお持ち帰りするような、自らの力で獲物をハンティングする攻撃的な女性たちを指す言葉だと考えています。
橋本
どういった経緯で、女性たちは肉食へと進化していったんでしょう。
湯山
男女の間に横たわっていた深くて大きい川がいまや水深30センチぐらいになったのに、全く男性からの船出がなくなってしまったからですね。“待っているだけでは、男性はゲットできない”それに気がついてしまった結果。こうなったら、自分から行かないと、です! 少し前までは、自分からは仕掛けず、向こうをその気にさせる、というのが女性の一般的な手口でしたが、その手口すらにも男性は乗ってこなくなったんです。