Qトーク: 文化人のプロポーズ・恋愛・求婚感

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玄・ベルトー・進来さん  [vol.2]灯りが、求愛の正否を決める!?

近代建築の父・ル・コルビュジェのアトリエに学んだ建築家・進来廉を父親に、フランス人の母親は絵、グラフィック分野でアーティストとして活動していたというクリエイティブな家系に生まれた、玄・ベルトー・進来さん。ご自身も建築家としてのフィールドを越えて幅広い活動をされています。日仏2つの視点から繰り出される豊富な話題は建築論をはじめ、日仏恋愛談義、結婚観、フランス流プロポーズの定義など、まさにボーダーレス。ユニークな話題満載のフレンチトーク、ご期待ください。
玄・ベルトー・進来さんのプロフィール

写真:工藤睦子/文:高梨哲

蛍光灯は、求愛男子の敵!?

橋本
日本と欧米の建築の違いって、何ですか?
細かい差はいろいろありますが、靴を脱ぐ・脱がないというのは大きい。それと、日本は設備にこだわるけど、欧米は設備よりも建築そのものが問われます。あと、光に対する考え方。住宅に限ったことではないけど、欧米は間接照明で暗め。日本は明るさを求めます。
橋本
日本だって昔は、こんなに明るくなかったでしょう。
日本の伝統的な照明は和紙でしたし、蝋燭の時代もあった。日本の家屋の庇が長いのは、太陽の光を屋内に間接的にうまく取り込むための工夫です。それがいつのまにか部屋全体を明るくすること=文化的生活ということになった。
橋本
ある意味、復興の象徴だったんでしょう。絶えず灯火管制が敷かれていた第二次大戦中から立ち直って、高度経済成長を迎え、蛍光灯で明るく部屋を照らすことが復興の証だった。明るいナショナル~♪だったもの(笑)