Qトーク: 文化人のプロポーズ・恋愛・求婚感

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玄・ベルトー・進来さん [vol.1]建築とは、すなわち巣作りである

近代建築の父・ル・コルビュジェのアトリエに学んだ建築家・進来廉を父親に、フランス人の母親は絵、グラフィック分野でアーティストとして活動していたというクリエイティブな家系に生まれた、玄・ベルトー・進来さん。ご自身も建築家としてのフィールドを越えて幅広い活動をされています。日仏2つの視点から繰り出される豊富な話題は建築論をはじめ、日仏恋愛談義、結婚観、フランス流プロポーズの定義など、まさにボーダーレス。ユニークな話題満載のフレンチトーク、ご期待ください。
玄・ベルトー・進来さんのプロフィール

写真:工藤睦子/文:高梨哲

すべてはつながっている

橋本
お父様は建築家、お母様はアーティストとして絵をお描きになっていたそうですね。
母はエコール・デ・ボサールという美術学校のグラフィック科を出て絵を描きながら、美術教師をしていました。父はコルビュジェのアトリエにいたこともありますが、もともとは前川國男(※)さんの事務所でしたので、コルビュジェのお弟子さんだった前川さんの関係で渡仏したんだと思います。子供の頃、コルビュジェの建築のパートナーだったシャルロット・ペリアンとはよく会いました。
橋本
建築から絵本まで幅広く手がけているのは、ご両親の影響ですね。
両親の周りに建築家やデザイナー、画家、映像作家等がいたこともあって、子供の頃からモノづくりに携わりたいと思っていました。日本は建築とインテリアがカテゴリー分けされていますが、欧米には家具やクラフトを手がける建築家も多いんです。それぞれに境界はないし、建築の延長線上にインテリアがあり、生活空間が機能するためのツールとしてプロダクトがあるように、すべてはつながっていると思います。

※日本の近代建築をリードした建築家